江戸の街が見えるか

東京都内を歩いていると坂が多いのに気づく。坂を上ったり下ったりはしているけれど、そこが山なのか谷なのか丘陵なのか、意識することは少ない。なぜならたくさんのビルばかりが見えて地形そのものはわからないからだ。
愛宕山、山と名がついているが標高は26メートルしかない。ただし目の前は広く開けてその昔、東京湾、いや江戸湾が一望できたという。漁の船なども見えたことだろう。麓には武家屋敷が広がる。

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頂上には火伏の神を祀る愛宕神社があり、その急峻な階段は出世の階段といわれている。徳川家光が山の上の梅を所望したところ曲垣平九郎が馬で階段を駆け上がって梅を手折ってきた。そのせいあって曲垣平九郎はその後大いに出世をしたという。嘘のような本当の話。


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実はこの山、エレベーターで昇れる。頂上の神社の脇には、放送発祥の地、NHKの放送博物館がある。見えるものは安保闘争、東京オリンピックなどのニュース映像だ。残念ながら江戸の街は見えない。
階段を下りる人は多いが、上る人は少ない?


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江戸時代の潮見坂からの景色

























明治時代の愛宕山からの景色

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by yumehonclub | 2014-01-15 18:11 | Comments(0)