空中神殿

出雲は神話の国である。天照大神が葦原中国を譲るよう大国主命に迫り、大国主命は立派な宮殿を建ててくれればおとなしくすると記紀に伝えられる。その宮殿こそが出雲大社であると考えられている。
出雲大社はかつて高さ48メートル(16丈)の巨大神殿だった。
平安時代中期(970年)には奈良の大仏より大きく日本一である(「口遊(くちずさみ)」源為憲)とあり、鎌倉時代には寂蓮法師が「雲に分け入る千木….」と詠っている。出雲大社に伝わる古図「金輪御造営差図」には巨木3本を束ね1本の柱とし、9本の柱で神殿を支えるとあった。階段は109メートル(1町)とあった。
さて平安あるいはそれ以前の時代にこんな高層建築ができるものだろうか、と多くの学者たちは懐疑的であった。伝承はあるが、誇張では。
2000年4月、偶然巨大な柱が発掘された。新たに地下室をつくろうとして発見されたものだ。9本のうち3本、ほかは現存の建物の下にあたり、発掘こそできないがピタリ古図とも一致する。巨大神殿は実在した。

c0326000_15465411.jpg

c0326000_10145045.jpg

c0326000_15471064.jpg

[PR]
by yumehonclub | 2014-01-08 15:48 | Comments(0)